2020年5月13日水曜日

春子、藤子、秋子、寒子、って


食いしん坊の私らしい話題をひとつ

 

上記は椎茸の呼び名です。椎茸は秋のイメージがありますが

2月から4月にかけて収穫されるものは春子といってよい香りがします。

また藤の花の時期に採れるものは藤子、

秋にとれるものは秋子、

1月ころ採れる者は寒子とっておいしさが凝縮しているそうです。

さらに

雨の多い時にとれる雨子、晴天続きのときにとれる日和子もあります。

 

またどんこは冬茄とかいて傘が開くまえの肉厚の椎茸のことをいいます。

香信(こうしん)は傘が開いた状態のしいたけのことです。

椎茸の呼び名は思いのほかたくさんありますね。

たかが椎茸されど椎茸 のお話でした。

 

話は変わりますが

 
毎年3月ころからせっせと春野菜をたべています。山菜や春野菜が大好きなんです。

 

5月は春キャベツ、新じゃがいも、新ごぼう、春人参、筍

 

6月は鯵(魚ですが)がおいしい。

梅仕事、らっきょう作り、新生姜の甘酢漬け作りをするのも6月です。
家にいてもやることがたくさんあります。

 

あ、思い出した。今は暦の上では立夏 

夏でした。

 

追記

インスタグラムで食べたものを記録しています。

ご興味のある方は

kumikoyagisawa で検索してみてください。

 

2020年1月22日水曜日

1月20日のこと、二十日正月、そして大寒


120日のこと。

大晦日にたくさん作った大根の切干漬け、食べようと思って冷蔵庫から出したら腐ってしまっていた。もったいない。

そうか、冷蔵庫に入れていたとしても今年は暖冬、そして、冷蔵庫を開け閉めばかりしている冷蔵庫大好き夫がいる。なので、これは腐る。

はてそもそも作ってからちょうど3週間たっている、これは食材の経年変化のようなもの、しょうがないのかもしれない。

そういえば

ふと思い出した言葉 「はつか(二十日)正月」これは120日までにお正月に使ったお料理、食材、飾りなどすべてしまつを終え、正月の行事を終了させるという意味、(だと思う。)冷蔵庫がなかった昔の人たちの知恵、大したものだ。

 

そして「大寒」一年で最も寒い日なんのだという。この日に酒、醤油、味噌など仕込む寒仕込み、寒ければ雑菌の発生をおさえられる。保存性が高まる。これも昔の人の知恵、大したものである。

 

ああそれにしても今年は上手にできた切干漬け、かなり大量に腐らせてしまった。

もったいなかったなあ。