2018年12月16日日曜日

敬天愛人


西郷隆盛の大河ドラマも終盤で、感動的な場面がてんこ盛りですね。

さて西郷の有名なこの言葉に関する文章をを西郷南洲翁遺訓の24番目にみつけましたので、以下に記載してみます。ご興味のある方は読んでみてください。

 

道は天地自然の物にして、人はこれを行うものなれば、天を敬するを目的とす。天は人も我も同一に愛し給うゆえ、我を愛する心を以て人を愛する也。

 

「訳」道というのはこの天地のおのずからなるものであり、人はこれにのっとって行うべきものであるから何よりもまず、天を敬うことを目的とすべきである。天は他人も自分も平等に愛したもうから、自分を愛する心をもって、人を愛することが肝要である。

 

「私なりの解説」道というのは天道です。小さいころ、悪いことはしてはいけません。お天道様がみていますよ。とおばあちゃんに怒られたことがありませんか?そのお天道様のことだと思います。天の神様と言い換えても、宇宙と言い換えても、サムシング・グレートと言い換えてもいいかもしれませんね。

 

さらに遺訓25もすてきな言葉です。

 

人を相手にせず、天を相手にせよ。天を相手にして、己を尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし。

 

これらの南洲翁遺訓は庄内藩の方たちがまとめたことだそうですが、わざわざ荘内(山形県鶴岡市)から薩摩(鹿児島県)まで学びに来る価値ありのお言葉ですね。やはりすごい人はすごい。

2018年11月21日水曜日

自分で自分を笑っちゃう話



勘違いをよくする私。先日、論語からの言葉「毋意、毋必、毋固、毋我」を西郷隆盛が引用していたという文章を読みました。それは庄内藩の方々がまとめた西郷南洲翁遺訓に記されています。
訳はこうです。「当て推量をしない、無理強いをしない、固執しない、我を通さない。」です。
私はこの文を見たとき、お母さんは私心を持たず一生懸命に家族のために働くから、だから母という字が使われているんだなあ、と思っていたのですが、、、
いや ちょっと待てよ、字が違うんじゃない?
えーーーー!母じゃない。毋じゃん。。。。。。
そうなんです。とてもとても似ている字ですが、これ 「毋」なんです。 「なかれ」 と読みます。ああよかった。誰かに言わなくて、恥かくところだった。と思ったしだいです。
以前も言いましたっけ、「台風一過」をずっっっっと、台風一家と思っていて大きな台風は一家総出でやってくるんだなあ、台風もたいへんだあと思っていた私です。
これも人に言わなくてよかった、恥かくところだった。
あ、言っちゃった!

 

2018年11月17日土曜日

お知らせ

インフルエンザ予防接種に関するお知らせです。現在ワクチンが入手困難です。受付を一時中止しております。ご了承ください。

橄欖(かんらん)の花散りて


しばらく放置していた恩師・藤田恒夫先生の本「橄欖の花散りて」を今頃、拝読した。これは、今年の夏ごろに現第三解剖学教授・牛木先生が送ってくださったものだ。藤田先生が亡くなる前に、秘書の方に口頭で伝えて記録に残していたものだそうだ。私は、毎日の忙しさ、さつばつとした日常ゆえに本を読むゆとりもなく過ごしており、本日ようやく手にとったというわけだ。読み始めるとおもしろくて一気に読み上げた。藤田先生の奥様佐千子さんのエッセイで始まり、藤田先生ご自身の回想録、藤田先生の息子さんである信也先生(長岡赤十字病院神経内科)のあとがきで終わっている、なんともあたたかなご家族の生き生きとした回想録となっていた。いただいた時、なんで、すぐ読まなかったのだろうと悔やまれた。藤田先生をご存知の方で読んでいない方がいたらぜひともおすすめいしたいと思った。藤田先生といえばとにかく厳しい。藤田先生がいらっしゃる日の研究室の廊下の空気のあの張り詰めた感じ、いらっしゃらない日ののんびりとした感じ、なぜにこんなにも違うのか、他の研究室では経験できまい、と思われる経験をした。論文の手直しはこれでもかこれでもかと続き、終わりがない。いつ終わるんだろうと不安に思う、そんな日々も経験した。ストレスでいつも腹痛がした。私はなんともできの悪い大学院生であった。先生がお亡くなりになる少し前、先生とお奥様とお会いしたことがある。あれはミクロスコピアという雑誌の終了記念パーティーだったか、先生にご挨拶に行くとおとなりの奥様に「この方が八木澤先生だよ、大変、優秀な先生なんだ。」と紹介してくださった。これはお世辞だろうと思う。むろん。でもこんな風に紹介してくださったものだから私は嬉しくて涙が出そうになった。2016年2月、先生は脳梗塞でお亡くなりになった。私にとっては突然のことだった。

 

2018年10月27日土曜日

イクラのしょうゆ漬け


毎年作っているイクラのしょうゆ漬けを今年も作り、作り終えた。私のイクラしょうゆ漬けはありがたいことにファンが多く、5世帯分つくり、凍結保存して宅急便で送った。さてこの作り方には科学の教養が必要だ(おおげさだが)、はらこはサケの卵巣であり、卵膜に包まれた状態で販売されている。いくらはその卵巣をばらけさせる必要がある。そこでタンパク質の変性を考えて、はらこを70度のお湯に入れるのだ。なぜかというとはらこ(卵巣)を包む卵膜は60度以上で変性する、だが卵そのものは70度では 変性しない。少し白くはなるけど、そこで卵膜は縮み、取りやすくなる。その卵膜を取りされるだけ取り去って、普通の水にかえる。その後は水をかえながら細かい残った卵膜をきれいにする。この作業がたまらなく面白い。それが終わるとざるにあけ、すこし水切りをする。5-6時間がめやす。その後味付けをするが我が家の場合400gのはらこに対し、しょうゆ20cc酒30ccで液を作り、浸す。しょうゆは物体の5%くらいということになる。冷蔵庫で一日おくと卵が液を吸って、パンパンになりきらきら輝く。この瞬間が好きで毎年いくらを作っている。

2018年10月11日木曜日

研究者の心え


先日、本庶佑(ほんじょ たすく)京大名誉教授がノーベル医学生理学賞を受賞されました。

記者会見で「教科書を疑え」「自分が見たことしか信じるな」といっておられました。私が大学院生だったころ(30年前だが)全く同じことを主任教授から言われており、懐かしく思いました。基礎研究をやっている研究者は皆さん、同じなのだなあと感慨深かく思い出すことができました。
研究中はどこがゴールだかわからない、暗いトンネルの中にいるようで、向こうの方に遠い遠い向こうの方に小さなごく小さな1点の光が見える。そこを目指して進んでいかなければならないが、いったいどれくらいかかるのか、まったくわからず、自分がどこにいるのかもわからない、そのような気がすることがあり、私はいつ地上に戻れるだろうと思って過ごしていたものです。
これまでの一般常識を疑え、自分が見たことしか信じるな。・・・・・このことは、今でも私の中で自分の主軸の一つとなっています。

2018年10月9日火曜日

お知らせ


お知らせ

本年度のインフルエンザ予防接種は10月15日から開始いたします。完全予約制ですので、お電話でお申し込みください。よろしくお願いいたします。